生活ときどき将棋

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妻が妊婦になりました 妊娠5週目 夫としての暮らしの変化についての所感

妊娠初期の胎児の不安定さについては先日アップロードした記事に記載したが、それに伴う夫の生活の変化もこれまた大きい。胎児はいつ流産してもおかしくないようなリスクを抱えているし、当然それをサポートするために、夫の生活も大きく変える必要がある。この記事を観た方で、お父さんになる予定の方は是非参考にしていただきたいし、お母さんになる予定、もしくはお母さんの方は、旦那さんにこの記事を見せつけて、「ほれ見てみ。ここまでやるのが普通なんやで」と、妊娠生活をより安全に過ごせるよう、環境改善につなげて欲しい

 

■働き方

正直これは、職種や会社の環境によって、できるできないがあるが、自分は今後2か月間、一般的に安定期と言われる妊娠16週目までは、少なくとも在宅ベースで働けるよう、職場と調整した。妻に対していつでもサポートができるよう。有事の際に対応できるように変えてもらえた。またコロナ禍の現在、妻がコロナに感染するリスク低減の意味も大きい。職種、企業によってはそこまではするのは難しいかもしれないが、仕事をサクッと終わらせて、少しでも家のことに割く時間を増やしてほしい。

 

■家事

自分と妻は、それぞれ完全週休2日制の休日制度で働いているが、自分は土日どちらか出勤+水曜を振替休日としており、妻は水曜+平日1日休みといった休みのもらい方をしている。つまり2人の休みが合うのは水曜のみで、バラバラの休みが1日あるのが基本だ。これまでは家事の内容を「全部屋の掃除機、クイックルワイパーかけ、寝具の洗濯、洗車、買い物」を自分が。「洗面台、トイレ、キッチン水回り」を妻がといった具合で家事を分担していた。(洗濯、食器洗い、食事はそれぞれが都度じゃんけんなどで決定。)しかし妻の妊娠が発覚してからはこれらをすべて自分が担当するようにした。水曜は夫婦の時間を過ごしつつ、買い物をすます。土日どちらかで上記家事をすべてするようにしたのだ。これは朝8時頃から洗濯機を回し、妻を職場に送ってから開始しても、どうしても12時を回ってしまう作業ボリュームだ。だがそれだけだ。昼過ぎからは自分の時間。昼寝に費やすも良し。趣味の将棋を指すもよし。妻が、流産リスクを抱え、つわりと闘いながら仕事をしているのだ。このぐらいが出来ないのに、父親になろうなど、おかしな話なのだ。ただ妻には一つだけ、お願いしていることがある。それは「夕飯のレシピ決め」だ。妊娠初期の妊婦にお勧めのレシピ一覧から、食べたい食事をgoogleカレンダーに入力(レシピサイトを添付)してもらい、その材料を確認して夫である自分が購入し、料理することにしている。これは妻が食べたいものを食べさせてやろうという当然の気遣いであるが、その栄養価を自分が確認することで、妊娠の時期について自分が「妻の妊娠生活に協力している」から「2人胎児を育てている」という認識に変えていくことが大切だろうと思い、そうしている。

 

上記、仕事と家事について長文書かせてもらったが、正直我ながら、ここまでやれていることに驚いている。自分は、家事についてはめんどくさいからやりたくないタイプだったし、一人暮らしの時は部屋中洗濯しっぱなしの衣服で散らかっていた。それが妻が妊娠し、エコー写真を見てすぐコレだ。人間の頭の奥のほうには、「父親スイッチ」があり、自分が父親になると実感をもって理解した時、変われるようにできているものなのかもしれない。