生活ときどき将棋

将棋メインで適当にいろいろ

囲碁、覚えたいよね

将棋は、まあなんだかんだ言って、導入の敷居が大分低い競技だと思う。相手の王将(玉将)を先に取ったほうが勝ち。成りや禁じ手こそあるが、基本ルールは超簡単だ。もちろん、強くなるには勉強勉強で、上を見ればキリがないが。

僕も将棋を始めて、もう5年ぐらいになるか。それだけやってアマチュア2段どまりだから、根っこの実力は大したもんじゃない。周りを見てみれば、4段、5段の方々がゴロゴロいる。まあそれでも、初級者と比べれば、幾分かましな将棋を指せる。それに、ほかのボードゲームも今までと比べて大分得意になったように感じる。次の次の手がこんな感じになるといった予測を、頭の中で組み立てられるようになれた。初心者相手のオセロや5目並べなら、そこそこ勝てるようになった。

だが囲碁あいつだけは… まずルールが簡単なのが腹が立つ。簡単な話、陣取りゲームだ。自分の石で囲んだ陣地の面積で勝負する。それだけなのだ。そのくせやってることの意味が、少なくとも初心者には全く分からない。

最近、ネットフリックスでヒカルの碁が見れるようになった。アニメ放送当時、囲碁のルールが全く分からなかった当時小学生の自分にも、ずっとルールがわからないまま、今でも、ヒカルの碁はいつ見ても面白い。ヒカルの碁は、全話を通して、局面が詳細に描かれている。しかしそれが、初心者の自分には疎外感を感じさせる。せっかくアニメのキャラクターが「あ、あの時のこの石が、この局面になって絶好の位置にいる!」と大騒ぎしたところで、ああ、そうなんだ。そうみたいね。みたいなリアクションしか取れないのだ。

今。妻と一緒に、ヒカルの碁を見ている。妻は「将棋よりごちゃごちゃ考えなくてよさそう」などと言っている。なんてことだ。初心者用の囲碁の棋書を買ってみたが、全く分からない僕より、大分理解が早いようで…

ただ、囲碁、絶対面白いことだけはわかる。早く覚えて理解して、ヒカルの碁で感動したいもんだ。以上!