生活ときどき将棋

将棋メインで適当にいろいろ

いま将棋始めましたって方にご挨拶

将棋といえば、「おじいちゃんちに将棋盤があったような…」「小学生の頃、クラブ活動でやったことある」といった程度の認識の方がほとんどだと思う。藤井聡太4段が、怒涛の29連勝という華々しいデビューを決め、テレビの番組がほとんどすべてこれを取り上げているあの状況でさえ、将棋人口が爆発的な増加はしていない。これは将棋というゲームが、テレビゲームと比べて極めて難解であることや、(初心者、部外者にとっては)爽快感がないことももちろんあげられると思うが、何より将棋連盟のマーケティング自体にその問題があるように感じる。藤井聡太というスーパースターを最大限有効活用できていないことや、棋譜知的財産権問題(プロの将棋内容の有料化)など…ここで挙げても詮無いことだが、

今(2021年9月)現在、藤井聡太3冠が誕生し、各メディアがこぞってこれを報道したことに加えて、このコロナ禍での再三にわたる外出自粛もあって、世間の将棋に対する関心はかつてないほどの盛り上がりを見せている。今度こそうまいこと将棋界隈を盛り上げてくれよ~~~と、自分はそう祈っている…

 

さてそういうわけで、今将棋を始めたばかりの初心者の方々には、「ようこそ!!!」と、声を大にして言わせていただきたい。

上記将棋界を憂う長くて実のない文章をダラダラと書いたわけだが、今(2021年9月26日日曜日16時ごろ)、将棋ウォーズは6000人ほどがアクセスして将棋を楽しんでいる。

協力/対戦式のオンラインゲームに詳しい人なら、「なんだよ6000人って全然大したことないじゃん」と感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。今はやりのAPEXやフォートナイトといった対戦型ゲームと比べて、将棋ウォーズは基本的に日本人しかプレイしない上、1対1のゲーム。この6000人が全員対局しているとすれば、将棋盤は3000枚。歩の枚数で言えば54000枚もあるのだ…しかも歩は基本的に予備が1~2枚あるから最大60000枚…すげえ…

…ちょっと脱線してしまった。言いたいことは、将棋プロの世間への売り出し方や連盟のいろいろについてはさておき、将棋オンライン界隈は今大変盛り上がっている。参戦するなら今だ!ということ。今、初心者のあなたにはたくさんの同程度の実力を持ったライバルがいるということ。将棋というゲームでは、適当に感覚でうまくなった。なんてことはほとんどない。このゲームを制するには、勉強して勉強して、勉強するのみ。

もちろんそういった努力をしたうえで負けることなんでざら。というか、1対1のゲームなんで、当然、勝者がいれば、同じ数だけ敗者がいるのだ。努力をして、考えて指した将棋で負けるのだから、そのストレスは半端じゃない。麻雀やカードゲームと違って運の要素も0だから、たまたま勝てた、たまたま負けた。なんて全然ない

しかし、その激戦を乗り越えて得た勝利はひとしお。将棋を始めていない方にはもちろん、初心者の皆さんにはぜひ、その感動を味わっていただきたい

たまに初心者の方々への勉強法など書いていければいいなとは思うが、面倒なので気が向いたら書いてみようと思う。

改めて、将棋を始めた皆さん。よろしくお願いします